四谷駅周辺地区 帰宅困難者対策地域協力会
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地域協力会とは

100万人の昼間人口を抱える千代田区では、大震災時、約60万人もの帰宅困難者が発生すると予測される。
この膨大な数の帰宅困難者対策は千代田区のみの対応では困難であり、地域、地域事業所との連携・協力による対策が必要である。

このため、区では、帰宅困難者に対し、避難誘導や帰宅のための情報提供、飲料水の配布などの支援を区と一体となって行うための支援組織を区内主要ターミナル周辺地区に計画し、設置を目指してきた。

この「協助」に基づく地域協力会は、平成16年1月に地元3町会母体として東京駅・有楽町駅帰宅困難者対策地域協力会が発足。平成18年の11月には、四ツ谷駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会が発足した。


設立趣旨

千代田区は、政治経済の中枢機能が高度に集積する日本の心臓部にあたり、災害時には地域住民の生命財産を守ると同時に、これら機能の維持と迅速な復旧の如何が、我が国全体の復興を大きく左右します。

この千代田区では、大規模な災害が発生した場合交通機関の運行停止等によって、約57万人の膨大な数の帰宅困難者が発生すると予測され災害対策上の大きな課題となっています。

帰宅困難者対策は行政の枠を越え、多肢に渡る分野に課題が及んでいるため、千代田区のみ、個々の事業所、帰宅困難者個人での対応には限界があり、災害時には全ての関係者が自らの責務と役割を明確にし、分担して的確に対策を実施していく必要があります。

平成18年3月には「千代田区災害対策基本条例」が可決され、その中では、自助・協助・公助の理念に基づいて帰宅困難者対策を推進していくとされ、また区の地域防災計画でも、行政・事業所等が相互に連携・協力していく仕組みづくりとしての帰宅困難者対策地域協力会を設置していくとされました。

このため、地域と地域の事業所等の連携・協力による帰宅困難者対策を推進するため、地域協力会を設立するものです。対策の推進に当たっては、千代田区が行う@帰宅困難者支援場所の指定・整備A帰宅困難者避難訓練の実施B大学との協定などの対策と連携を図り行います。
 
 
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